今年最後の福島
2015.12.30(Wed)
27・28日の二日間、福島へ行ってきました。
今回は今年最後のレスキューということもあって、なんとか猫を保護出来たらいいな・・・と思っていました。

まぶしいくらいの青空のいいお天気で。
相変わらず、崩れた建物や壊れたアスファルトの慣れた道を給餌に走りました。
前日の北陸は大荒れ。
福島へ向かう高速道路は50キロ規制で、とても強い風が吹いていました。
予報では雪の予定だったので、晴れてくれてよかった。
こんな日は猫も出歩いているかも?と多紀さんと話しながらの給餌で・・・

いつもの給餌場所に向かう道では、大きなイノシシにも遭遇しました。
前日、荒天だったから、餌を探しているのか・・・
しっぽが心なしか楽しそう。
でも、こんな大きなイノシシに向かってこられたら、車はダメになってしまうので・・・
ちょっとハラハラして・・・
まだ保護できない猫を確認している場所で捕獲機をかけました。

そして・・・
次の給餌場所で、この子に出会いました。
ここは依頼の飼い主さんのおうち。
ずっと猫の姿を見かけていなくて・・・
捕獲機をかけてもかけても・・・
入るのはネズミやアライグマ、果てはカラス・・・と言う場所で・・・
まさか・・・猫がいるなんて思いもしなかったのです。
こちらに背を向けて丸くなっている白黒の猫。
「猫!?」
多紀さんにかけた声も一瞬は半信半疑でした。

きれいな八割れの白黒猫さん。
鼻には黒い模様があって、
しっぽはまっすぐ。

私たちの気配に気づいて、あっという間に逃げて行ってしまったけれど・・・
また戻ってきてくれるかもしれない。
祈るような気持ちでかけた捕獲機に、この子は入ってくれませんでした。
この子が寝ていた場所は、お布団があってふかふかで・・・
ちょうど私たちが訪れた時間は日当たりが良い時間帯。
日向ぼっこをして、うとうとしていたのかもしれません。
たくさんのフードを置いてきたけれど・・・

この近くにも大きなイノシシがいて・・・
給餌場所はいつも荒らされてしまいます。
どれくらいのフードが口に入っているのかわかりませんが、届けることに意味がないとは思いません。
今回、この場所に行く前は・・・
もう、猫はいないかもしれないと思っていました。
私たちが給餌している餌も、今生き残っている子たちには不要なのかもしれない・・・
今まで、生き残っている子はきっと餌をとることができる子で、助けを必要とはしていないかもしれない・・・と、
思っていました。
無駄なのかもしれないという思いが半分。
無駄なわけがない・・・という思いが半分。
いつも弱気になりかけた時に、思いがけない場所で猫に出会います。
二年位前にも、この近くで白黒の猫を見かけていて、
でも保護することはできていなかったので・・・
あの子はもう死んでしまったのかもしれない・・・と思っていました。
でも、生きていた。
あの時の子じゃないかもしれない。
でも、生きている猫がいた。
あきらめちゃダメだって、言われているみたい。
誰が言ってるのかはわからないけれど・・・
空の捕獲機を回収して帰る道は、いつもがっかりと虚しさで、言葉少なになってしまうのですが・・・
今回は、次回へつながる何かが見つかったような気がしています。
どうにか生き延びて、そして、捕獲機に入ってくれますように・・・

今回は今年最後のレスキューということもあって、なんとか猫を保護出来たらいいな・・・と思っていました。

まぶしいくらいの青空のいいお天気で。
相変わらず、崩れた建物や壊れたアスファルトの慣れた道を給餌に走りました。
前日の北陸は大荒れ。
福島へ向かう高速道路は50キロ規制で、とても強い風が吹いていました。
予報では雪の予定だったので、晴れてくれてよかった。
こんな日は猫も出歩いているかも?と多紀さんと話しながらの給餌で・・・

いつもの給餌場所に向かう道では、大きなイノシシにも遭遇しました。
前日、荒天だったから、餌を探しているのか・・・
しっぽが心なしか楽しそう。
でも、こんな大きなイノシシに向かってこられたら、車はダメになってしまうので・・・
ちょっとハラハラして・・・
まだ保護できない猫を確認している場所で捕獲機をかけました。

そして・・・
次の給餌場所で、この子に出会いました。
ここは依頼の飼い主さんのおうち。
ずっと猫の姿を見かけていなくて・・・
捕獲機をかけてもかけても・・・
入るのはネズミやアライグマ、果てはカラス・・・と言う場所で・・・
まさか・・・猫がいるなんて思いもしなかったのです。
こちらに背を向けて丸くなっている白黒の猫。
「猫!?」
多紀さんにかけた声も一瞬は半信半疑でした。

きれいな八割れの白黒猫さん。
鼻には黒い模様があって、
しっぽはまっすぐ。

私たちの気配に気づいて、あっという間に逃げて行ってしまったけれど・・・
また戻ってきてくれるかもしれない。
祈るような気持ちでかけた捕獲機に、この子は入ってくれませんでした。
この子が寝ていた場所は、お布団があってふかふかで・・・
ちょうど私たちが訪れた時間は日当たりが良い時間帯。
日向ぼっこをして、うとうとしていたのかもしれません。
たくさんのフードを置いてきたけれど・・・

この近くにも大きなイノシシがいて・・・
給餌場所はいつも荒らされてしまいます。
どれくらいのフードが口に入っているのかわかりませんが、届けることに意味がないとは思いません。
今回、この場所に行く前は・・・
もう、猫はいないかもしれないと思っていました。
私たちが給餌している餌も、今生き残っている子たちには不要なのかもしれない・・・
今まで、生き残っている子はきっと餌をとることができる子で、助けを必要とはしていないかもしれない・・・と、
思っていました。
無駄なのかもしれないという思いが半分。
無駄なわけがない・・・という思いが半分。
いつも弱気になりかけた時に、思いがけない場所で猫に出会います。
二年位前にも、この近くで白黒の猫を見かけていて、
でも保護することはできていなかったので・・・
あの子はもう死んでしまったのかもしれない・・・と思っていました。
でも、生きていた。
あの時の子じゃないかもしれない。
でも、生きている猫がいた。
あきらめちゃダメだって、言われているみたい。
誰が言ってるのかはわからないけれど・・・
空の捕獲機を回収して帰る道は、いつもがっかりと虚しさで、言葉少なになってしまうのですが・・・
今回は、次回へつながる何かが見つかったような気がしています。
どうにか生き延びて、そして、捕獲機に入ってくれますように・・・
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