
となりに春菜が怖い顔していますが・・・
主役はうずら君。
うずらは、慢性腎不全。
しばらく前までは、セミントラ(腎臓の機能を保護・維持する目的で使われる降圧剤です)の内服だけで、数値が安定していたのですが・・・
リンの数値が高くなってきたので、現在は、内服が追加されて、毎日の補液が必要になっています。
人間が怖いうずら。
そっと、捕まえても、たまにおもらししてしまうことがありますが、捕まえてしまえば大人しいので・・・
毎日の補液を続けることができています。

同じく腎不全の陸。
最初は、坂道を転げ落ちるみたいに数値が悪くなっていって、心配したのですが・・・
セミントラがよく効いて落ち着いています。
でも、リンの数値が高いのでレンジアレンというお薬と、毎日の補液が欠かせません。
リンの数値が高いと何が良くないのか?
くわしく書くと、とても長い話になってしまうので、はしょりますが、骨とカルシウムの代謝に悪影響を与えて、
二次的な疾患の原因になったりします。
また、関節などに蓄積して炎症を起こしてしまい、激しい痛みを起こすことがあります。
(それが人間でいうところの痛風です)

あんず。
あんずの病名ははっきりしません。
体重が徐々に減って、採血結果ではグロブリンの値がすごく高くなっています。
体重は2.6kgになってしまいました。
ごはんは食べるのですが、うまく消化吸収ができないようです。
最近では、肝機能の数値が高くなってしまって、入院治療をしました。
ビリルビンの数値が入院で、一時は下がりましたが、また少し高くなってしまいました。
栄養と水分を補うため、また、体に蓄積したビリルビンを排出させるために、毎日補液が必要です。

そして、茶々。
茶々は小腸での消化吸収がほとんどできない状態になっていて・・・
食べたものがほとんどそのまま、出てきてしまいます。
体重は1.5kgしかありません。
ひどい貧血で、輸血をしてもらってから少し元気になりましたが、データだけ見ると、生きているのが不思議な数値。

でも、いつもキラキラした目で私たちを見て、甘えてきます。

吸収はできないけど、ごはんの時間をとても楽しみにしています。
茶々に補液をするのは、水分の吸収が十分でなくて、いつも脱水な体の中のバランスを整えるため。
かかりつけの獣医さんから、指示をいただいて、毎日補液が必要な子にはスタッフが補液をしています。
一般の家庭でも、できる自宅での補液。
針や点滴の液は、動物病院から処方してもらっていますが・・・
けっこうお金がかかります。

そんな中、いつもお世話になっている満月さんやしろくまさんが参加されている
猫の譲渡会~tetteテッテ~さまから、ご支援をいただきました。
補液に使用している液剤や、ペーストのフード・・・
みなさんもたくさん保護している犬や猫がいるのに・・・
こんなにたくさんいただいてしまいました。
早速チェックしているのは、飼い主さんからお預かりのくぅちゃん。
写っていませんが、他にもフードをいただきました。
本当にありがとうございました!
ゾロが亡くなって、正直なところ、とても辛かったのですが・・・・
気にかけてくださる方がいて、こうやって支えていただいていることに、とても感謝しています。
にゃんこはうすの子たちが、定期的に通院が必要だったり・・・具合が悪くなったときにすぐに病院に駆け込めるのも、いつもご支援くださる皆様のおかげです。
感謝してもしきれません。
つらい気持ちも、応援してくださる皆様がいると思うと、心が軽くなります。
本当にありがとうございます。
先週末のレスキューで保護したまこと君。

去勢手術が終わりました。
絶賛、人間不信中です。
信じてたのに、だまされて、ひどいことをされたと思っているのかもしれません。
それか、環境に慣れて、シャーが言えるようになったのかも。

耳はぺったり寝てしまっていますが・・・
攻撃性はありません。
近づくと、シャーとか、ペッとか、威嚇されます。
でも、猫パンチも噛み付こうとする仕草も、どこか遠慮がち。
ひざかけで包んで、膝にのせて、なでなでしていると・・・
たまに大きくため息をつきます。
慣れるのには、もう少し時間がかかりそうですが・・・
やさしい子のような気がします。