つばめと歌麿

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まだ暑くなる前の6月に保護した、歌麿。
すっかり大きくなりました。

相変わらずのお見合いゼロ期間更新中。

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ながーい猫に成長しました。
長ひょろくて、甘えん坊。
甘えるときは激しくすりすりしてくる男です。

体重は4.4kg

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つばめさんとは仲良し。
でも、白黒男の体力が有り余りすぎていて、たまに喧嘩になっています。

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つばめさんは昨年の12月から変わらぬ3.0kg
あまり大きくなったような気がしません。
発情もしないし・・・
呼吸も変なまま。

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でも、悪くなってるわけじゃないからいいかな。
大きくならないのも個性。

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…でも、白黒男のいたずらと泥棒行為には参ってます・・・


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花を選ぶ

毎日の点滴と、強制給餌を続けていたジェリーさんでしたが・・・
徐々に衰弱が極まって・・・
最後には、飲み込む力がなくなってしまいました。

それから三日間は、点滴とお口を拭いて痛み止めを口にたらして・・・
それだけしかできることがありませんでした。

12日の午後、こたつの中から、こちらを見ているジェリーを見たのが最後になりました。
「行ってくるね」と声をかけて、開けていた窓を閉じて、仕事のため家を後にしました。

勘違いなんかじゃなくて、ジェリーはあの時、私を見ていたと思います。
何が言いたかったのかな?
辛かったのかな?

ずっと、人間のことは好きじゃなかったけど・・・
人と暮らすということは、悪いことじゃなかったと思ってくれていたらいいな。

亡くなったジェリーの顔は、それはとてもやすらかで・・・
苦しみから解放されたという顔に見えました。
こんなに穏やかな顔のジェリーは初めて見たと思います。

一夜明けて、今日。
ありこさんと二人で、ジェリーを見送ってきました。
ジェリーに似合う花は何だろう?

ありこさんは黄色とピンク系の菊の花。
私は黄色いデイジー、カスミソウ、黄色いカーネーション、白いカーネーション。
まとまりはなかったけど、ジェリーを思って選んだ花に囲まれて、ジェリーは旅立ちました。

保護から5年と3か月。
震災からは6年と2日。

頑張ってくれました。

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保護されたばかりのジェリーは、険しい顔をして、耳を下げて・・・
人間が怖い、嫌い!と全身で表現している子でした。

保護当時の経過記録を一部ご紹介したいと思います。

12月4日(2011年) 
まだ少し怯えがあり下段に移動しない。
にゃんカップが下段にあったため食べていなかったが夜のおやつ完食。
12月5日       
シャーシャーいう。○○動物病院受診。洗濯ネットに入ったまま飛んだ。
12月12日      
夜間ケージをがたがた揺らし、脱走!段ボール箱で捕獲する。

この頃、人慣れしてない猫はジェリーだけじゃなくて、でもその中でもジェリーは手ごわい方でした。
動物病院に連れて行ったのは私で・・・
洗濯ネットのまま診察台から垂直に飛んだのは、後にも先にもジェリーだけでした。
びっくりした、あの日のことはよく覚えています。

口内炎にかかり、口の痛みが出てきたのは2013年の7月。
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既に、歯はほとんどなかったので、抜歯もすることができず・・・
痛み止めと抗生剤での治療でした。

それからずっと・・・
ジェリーと口内炎の戦いは続きました。

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だんだんに痩せてしまって・・・
そのうちに、腎臓の機能も低下してきてしまいました。

なにか、もっとできることはなかっただろうか?と、後悔は尽きないのですが・・・・
今は、辛さから解放されたジェリーの眠りが安らかであることをいのりたいと思います。

きっと、人と暮らしたことのなかったジェリー。
少しは人との暮らしが良いものだと思えてたらいいな。

辛かった体から解放されて、自由にのびのび過ごせてるといいな。


大好きだったよ。
ちょっと八割れてるお顔も。
小柄な体も。
気の強い目も。
ちょっと寂しそうな目も。


  

水ぬるむ


ごきげんよう。
弥生よ。

皆様いかがお過ごしかしらね?
私は家主の用意するまずいご飯を食べる毎日よ(シニア用です)

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家主にはもう少し、私を可愛がってほしいものだわ。
毎日、掃除には来るけど、せめて3時間ぐらい膝に載せてほしいものね。
涎でだらっだらにしてあげるのに・・・・

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そういえば、今、具合が悪い子がいるんですって。
腎臓の調子が良くなくて、口も痛いんだって・・・

わたしは、口は痛いけど、腎臓は悪くないの。
腎臓が悪くなると、ご飯が食べられなくなって、痛み止めの効きも悪くなって・・・
最後には点滴をしてもしても、間に合わないくらいに脱水になっちゃうんだそうよ。

こればっかりは、治す方法もないものだから、家主も困っているみたい。

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元気になってくれるといいんだけどね・・・・


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・・・というわけで、ジェリーさんの容体が良くありません。
保護した当時から、すでに歯のない高齢だったジェリーさん。

人には慣れてなくて、触れない猫でした。
最近は、体がしんどいので、逃げることもなく触らせてくれます。

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口内炎が原因の炎症で、毎朝、口を拭いても・・・
とめどなく出る膿と、唾液で口の周りはガビガビ。

目と鼻と口はつながっているので、朝は、ジェリーの顔を拭くところから始まります。

顔を拭かれるのは嫌ではないらしく、最近では小さくのどを鳴らすまでになりましたが・・・・
とうとう、強制給餌のカロリーエースも受け付けてくれなくなりました。
昨日までは少しだけでも飲み込んでくれていたのですが・・・・
飲み込む力がもう、ありません。

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毛布に包んだジェリーを抱いていると・・・
とてつもない無力感を感じます。

もう、何もできることはないと分かっているけど、
何かしてあげたい。
でも、その一方的な思いがジェリーに負担を強いるのも本意ではないのです。

グルーミングのできない体中は毛がバサバサで、フケだらけですが・・・・
それをきれいにしてやりたいというのも、私の勝手な思い。
体のつらいジェリーにやるべきではないと、我慢しています。

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一方、数値的にはジェリーよりも悪いコメ太郎。
体力もあって、点滴の時には洗濯ネットが必須です。

それでも、噛んだりひっかいたり・・・
コメ太郎にとっては、私はよくわからない怖いことをする人という認識。
腎臓が悪くなってからというものの、ひたすら避けられています。

今日は、ネットから逃げようとして鼻血出ちゃったけど、私も爪が引っかかって流血したから、痛み分けだね。

二匹とも、少しでも長く・・・
と思ってしまうのですが・・・・
それが本当にいいことなのか、わからなくなることがあります。

ケージに入れて管理すれば、状態はよく把握できるけど・・・
今までがそうだったように、好きに過ごさせてあげたいので、ケージには入れません。
完全に動けなくなったら、また考えようと思います。

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茶々姫は相変わらず。
食べ物の選り好みが激しくて・・・
今はまた、子猫用のカルカンを食べています。

ほかの子のご飯を埋めて回って、仕事を増やしてくれるのも日課。

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姫だから・・・・仕方ないよね・・・・



正式譲渡

年明け早々にトライアルに出かけた、子猫の一団を覚えていますか???

その後、残念ながら戻ってきました・・・・なんてことはなくて、
みんな揃って、家族に迎えていただけました。

日々の楽しい写真や可愛い写真を送っていただいて・・・
にやにやしながら眺めています。

一人で見てるのももったいないので、ご紹介しちゃいます。

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だらけてる男子チーム。

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かわいらしく、美人な女子チーム。


かのん→紅葉→もみ
りんたろう→琥珀→はく
まぐろ→雷蔵→らい
かこ→ねね

かわいくてぴったりの名前ももらいました。

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そして、このだらけっぷり。
私も、この中に混ざって、だらだらしたいです。

里親様、どうか、末永くよろしくお願い申し上げます。



出会い

ありこさんが出会ったときのことを書いてるので、私の視点のお話を少し。

2011年の五月。
一回目の一時帰宅で、猫を二匹保護したものの、残る一匹。
母の愛猫ボンちゃんを保護できなかった私は、深く悩んでいました。

当時は二次避難施設の裏磐梯にいて、自宅のある浪江町までは車で3時間ほどの道のり。
警戒区域に設定されて、自由に入ることもままならず・・・
私は車の免許も持っていない。

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あちこちに設置されたバリケードのせいで、自宅へ近づくこともできません。

そんなときに、警戒区域になった圏内で猫を保護している人がいるという話を聞いたのです。
中に入っているという団体や個人は何か所かあって、当時、連絡先の分かるところには連絡を入れたり保護の依頼をしていました。

そんなある日、福井県にあるねこさま王国という団体が圏内に入るという話を聞きました。
連絡先の電話番号を教えてもらって・・・

事前に調べた、ねこさま王国のHPには「家猫5匹保護猫その時たくさん。にゃんこにまみれた幸せな?猫の王国の召使です・・・。」と書いてあって・・・

・・・・本当にこの人が、福井県から福島まで来て、猫を保護してくれるのだろうか?と不安になった。
だまされてるんじゃなかろうか?と思ったりもした。

変な人でもいい。猫を助けてくれるなら・・・と、意を決して電話をかけました。

電話口に出たのは、やさし気な語り口調の女性で・・・
私の携帯の通話料のことを気にして、すぐに折り返して電話をかけなおしてくれた。

何を話したのかよく覚えてないけど・・・
うちの猫がまだ一匹保護できないんです、助けてくださいとお願いしたと思う。
そしたら、中山さんは・・・
「一緒に行きませんか?」と言ったのです。

それまでに電話したいろんな団体は、そんなことを言う人はいなかったので、とても驚きました。
猫が助かるなら・・・
私が行っても迷惑にならないなら・・・

そんなわけで・・・自宅のある浪江町にたどり着いた私。
(そこまでの行き方は、森さんの本でご覧ください)

ありこさんはまだ到着していなかった。
自宅で捕獲機の使い方のレクチャーを受け・・・
猫を探して、たださまよっていると・・・

しばらくして、ありこさんがやってきた。
車から降りてきたありこさんは・・・

たくさんの荷物を手に持っていて・・・
「はい、バーベキューセット。」
「はい、魚」
「はい、ウインナー」
「はい、ソース焼きそば」
「はい、柿の葉寿司と焼き鯖寿司(人間用)」

山のように、いろんなものをくれて、これで匂いを出して、猫を寄せ集めてくださいと言っていたような・・・

「じゃ、頑張って!何かあったら、連絡してくださいね」
と去っていった。
対面時間はたぶん、30分に満たなかったと思う。

一人、取り残された私は・・・
勝手知ったる我が家で、バーベキューをするという任務を遂行するべく動き出しました。

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困ったのは、火を付ける道具がなかったことでした。
震災当日、停電で真っ暗だったので、ライターなどを使ってろうそくを使ったことは覚えている。
その後、何かあったらということでライターは、父がもって避難していた。

自宅にあったのは、仏壇のしけったマッチ数本。


着火剤はなく、炭に火を起こさなければいけない。
最初の一本は、着火剤代わりにしようと思った新聞に火を付けたとたんに消えてしまって・・・
炭までには火が届かず・・・

地味にピンチだった。

残りのマッチは真剣に頑張らないと、サバイバル並みに木材をこすり合わせて火を付ける羽目になる。
・・・屋内にあった新聞や雑誌を総動員して・・・
ようやく炭に火は起きました。

見たことのない形の魚に、『この魚はいったい何だろう…???』と思いながら、
焼き始めると、今度は別の問題が発生しました。

頭上をトンビが飛び始めたのです。
カラスもギャーギャーと鳴いています。
魚の焼ける匂いで集まってきたのでしょう・・・

煙ももくもくと出始めました。

『このままじゃ・・・猫が来る前に警察が来てしまう・・・・』
と焦っていたその時でした。

裏庭の方から、ボンちゃんの声がしたのです。

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追いかけると逃げてしまう、ボンちゃんを追って・・・
裏庭に向かう私。

バーベキューのことはすっかり頭にありませんでした。

ボンちゃんを無事に確保するまでにかかった時間は5分くらい。
最初はシャーとか怒っていたボンちゃんでしたが、捕獲して、二階の私の部屋に閉じ込めると、今までに見たことがないくらいに痩せていました。

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(のちに、どこが痩せたの?と聞かれましたが)

ボンちゃんを確保したことで、安心して・・・
火が付きっぱなしだった、バーベキューセットのところに行ってみると・・・

網の上は空になっていました。
倒されることもなく、きれいに空になった魚とウインナー。
あの当時飢えていた、犬か鳥か・・・だれかのお腹をいっぱいにする役には立ったみたいです。

ボンちゃんを保護したことを連絡すると、ありこさんはとても喜んでくれて・・・
私もうれしくて・・・・
泣いた。

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翌日、迎えに来てくれたレスキュー班が保護したツナミ君。

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捕獲機を使うこともなく、ケージの中にご飯を入れると、素直に入ってくれました。
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時が経って、振り返ってみると、笑い話になってしまうのだけど・・・
あの当時、本当に必死でした。
あの時、ありこさんに電話して良かった。

そうしなかったら、ボンちゃんは助かっていなかったかもしれません。
出会えてよかった。

本当にそう思います。





プロフィール

ボンママ

Author:ボンママ
ねこだいすき。
なぜか飼っているのは犬。
石とか貝とか植物もすき。
海外ドラマ好き。

※当ブログはリンクフリーです※

お問い合わせは、
inunoossann.
nekodaisuki
@gmail.comまで。

管理人に物申す
猫へのお問い合わせ
もうちょっと知りたいそこんとこ。
などなど・・・
お気軽にどうぞ。

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にゃんこはうす
南相馬市にある被災猫シェルターです。 福島県原発被災地の猫のレスキュー、家族さがし、里親募集をしています。 多くの方に支えられて、活動を続けています。

にゃんこはうすで、今必要としているものは、Amazon.JAPANのたすけあおうNIPPON 東日本大震災のページに掲載して頂いております

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